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老人ホームのサービス

介護保険法により、介護サービスは食事やお風呂、トイレなどの身体介護サービスと買い物、

掃除などの生活支援サービスに区分されています。老人ホームではこの2つが混同したサービスを

行っています。

また、介護サービスは、老人ホームなどに入所できる“施設サービス”と、自宅で受ける

“在宅サービス”の2タイプに分類されます。また、要介護度によりそれぞれ受けるサービス内容にも

違いがあります。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護療養型病床など、その施設自体が介護保険の

対象となっている場合は、“施設サービス”を受ける事が出来ますが、有料老人ホームや

経費老人ホーム、グループホーム等は、施設が介護保険の対象外のため、高齢者の『自宅』と

みなされているため、“在宅サービス”を受けることになります。

サービスの基本となる介護保険サービスの区分

①要介護にならないように介護予防を重視した自立を促がすための「新予防給付サービス」を

 受けれます。

要支援1・・・食事やトイレなど、日常生活はほぼ自力で送ることが出来るが何らかの支援が必要な人

要支援2・・・食事やトイレなど、日常生活はほぼ自力で送ることが出来るが要支援1より支援が必要な人

 

②介護給付を受けて「介護サービス」を受ける事が出来ます。

要介護1・・・食事や衣類の着替えなどは自分で出来るが日常生活で何らかの介助を必要とする人

要介護2・・・食事や衣類の着替えなどは何とか自分で出来るがトイレやお風呂などに介助を必要と

        する人

要介護3・・・トイレやお風呂に全面的な介助を必要とし食事や衣類の着替えにも介助が必要な人

要介護4・・・食事やトイレなど、生活全般において全面的な介助が必要な人

要介護5・・・全面的な介助がなければ、生活全般が不可能な人

 

介護の程度によって、介護サービスの内容も大きく違います。ある程度自立できている人には、

介護の程度が今よりも進行しないようなサービスが行われますが、介助がないと生活に支障が

ある人にはその人ができるだけ快適な生活を送る事ができながら介護の程度が進行しないような

介護サービスが行われます。

介護サービスは、特別養護老人ホームやグループホームなどの施設の種類や、介護の程度

(介護保険の認定外~要介護5)によって受けることができるサービスに違いがありますが、

どの施設も高齢者が快適な生活を送るために、食事、お風呂、トイレ、着替え、掃除、などの

日常的なサポートや生きがいや楽しみを与えてくれるようなイベントやレクレーションがあります。

サービス内容は施設によって異なりますが、それぞれ特徴をもったサービスを行っているようです。

 

●老人ホーム(施設)で行われているサービスの例

◆食事
栄養バランスのとれた食事を、利用者の健康状態等に応じて提供している施設が多いようです。

買出しや調理、配膳等をスタッフと一緒に行う施設もあります。食事の際に介助が必要な利用者には

スタッフが手伝ってくれます。部屋に調理設備が整っている施設では、自分で調理ができます。

食事のほか、お茶の時間もあります。

◆お風呂
利用者の状態に合わせて介助をします。浴室のほか温泉等の共同大浴場を併設してる施設もあります。

利用状況は、施設により異なりますが、週に利用できる日数が決められている場合もあります。

また、状況に応じて清拭や足浴等も行われている施設があります。

◆排泄

利用者の状態に合わせて、トイレの手伝いやオムツ・パットなどの交換を行います。

◆身の回りのお世話

ベッドでの体位交換、衣類の着替え、身だしなみ、歯磨きなど利用者の状態に合わせて、必要な

身の回りのお世話をしてもらえます。

◆リハビリ

必要に応じて理学療法士や作業療法士による機能回復訓練を行ったり、健康体操や運動などが

行われています。 

◆医療サービス

看護師による利用者の健康管理を行います。定期的に協力医療機関の医師による回診があります。

また、医療機関への定期受診や緊急時の受診はスタッフが同行します。

◆イベント・レクレーションサービス

それぞれの施設が、季節を感じることができる年間行事やレクレーション、サークル活動、外出等を

行っているので、毎日の生活を楽しく過ごすことができます。

季節の行事・・・お花見、運動会、クリスマス会、お正月など月によって内容が違います。

レクリエーション・・・外食会、社会見学、お誕生日会など

クラブ活動・・・書道、折り紙、手芸、園芸、陶芸、俳句など
 
◆相談

健康上・生活上の問題などの相談にスタッフが応じてくれます。
 
◆在宅介護などのサービスの利用

ほとんどの施設は在宅介護支援センターやヘルパーステーションが併設されているため、

必要に応じて在宅介護やホームヘルパーのサービスを利用できます。

◎有料老人ホームや軽費老人ホーム、グループホームなどで受けることが出来る在宅サービスの例

・通所リハビリテーション(デイケア)

 主治医の指示で、介護保健施設や医療施設で機能訓練を受けることができるサービス

・通所介護(デイサービス)

 デイサービスセンターなどで健康チェック・日常生活の動作訓練などを受けることができるサービス

・訪問介護

 ホームヘルパーによる食事、お風呂、トイレなどの手助けを行うサービスと、炊事、洗濯、掃除など

 サービスを受けることができます。

◆その他

散歩や買い物、洗濯、歩行介助、外泊の際の送迎、車イスなど生活に必要な補助用具の提供など